スパンドレルの金属軒は、錆びにくく、耐久性も優れていますが、メンテナンスが不要という訳ではありません。15～20年を目安に、塗装を行いましょう。

経年劣化により白い粒状のサビが発生している箇所や、旧塗膜が剥がれている箇所が散見されています。

アルミは塗装面が剥がれやすい素材で、耐用年数は5~7年程度と短いので、手順を誤ると塗り替えてすぐに再塗装が必要になってしまいます。

サビや浮いている旧塗膜、付着している埃等をワイヤーブラシ等で除去していきます。

色は透明ですが、下塗りに金属から樹脂まで幅広い種類の素材に対し、多種多様な上塗り塗料を長期にわたって

安定的に密着させてくれる『ミッチャクロン』を塗布していきます。

スパンドレルは、凹んだ部分に塗料が入り難いので吹き付けていきます。

下塗りが乾燥したら仕上げ塗料を吹き付けていきます。

今回はウレタン樹脂塗料を使用しました。

塗装完了後の写真です。

白い粒状のサビや旧塗膜の剥がれが目立っていましたが綺麗になりました。