戸建て住宅やマンションを購入した際、洋室が敷き込みカーペットとなっている場合があります。

新しい間は足触りがよく気持ちのいいものですが、時間が経つにつれ、食べ物や飲み物をこぼした際のシミが取れない、カーペット全体の色褪せや黒ずみなどが気になるという方もいられると思います。

早速、カーペットを剥がすことから始めます。

壁いっぱいに敷き込みカーペットは「フェルト・グリッパー方式」という方法で施工されています。カーペットを剥がして下地合板をむき出しにし、綺麗に掃除をします。カーペットの下にクッション材が敷いている場合はそれもはがします。クッション材の接着剤がはがしにくい場合は、スクレイパーなどの道具を使用して根気強く取り除きます。

床面と部屋出入り口の框（ドアと床の見切り金物）の段差を計算して、下地となるコンパネを敷き込みます。

下地材を綺麗に張ってから、ようやくフローリング張りの工程です。床材は部屋の印象を大きく変えるので内心かなり楽しみな瞬間の一つです。

床面もフラットになりデザイン面も良好、歩き心地も気に入られたようで、お施主様も完成具合を随分と喜んでおられました。